top of page
執筆者の写真naoco

Australia Day Vol 42

こんにちは Nao です☺︎

今日はAustralia Day 振替休日で祝日なのですが、1月26日はオーストラリアの建国記念日「オーストラリア・デー」でした。



日本にいると、建国記念日の2月11日は、単なる休日として過ぎてしまいがちですが、オーストラリアでは、立場によって様々な意味を持っています。

まず、1月26日が建国記念日として制定された理由ですが、この日は、今から229年前の1788年に囚人を連れたイギリスの艦隊11隻がシドニー・コーブに到着した日なのです。その頃オーストラリアは、イギリスの囚人、主に政治犯の収容所でした。

これだけでは、オーストラリア・デーはあまり良い感じのする祝日のようには聞こえないかもしれません。実際、まだネガティブな面もあるのですが、その一方で大多数の人にとっては、一オーストラリア人として、誇りを感じる大切な役割を果たしている日でもあります。

1788年にイギリス人が来るまでは、オーストラリアには、5万年以上もの長い間、アボリジニーと呼ばれる原住民が住んでいました。ですから、このアボリジニーにとっては、1月26日は「侵略の日」になっています。

昔の植民地ではどこでも原住民との葛藤があったように、オーストラリアにも原住民を弾圧した暗い時代がありました。

ただ、近年になり、オーストラリア政府は、原住民に対し、社会福祉的な面で特別の待遇を受ける権利を与えてきました。更に、2008年2月13日、当時の総理大臣であったケビン・ラッドが、原住民に対して、それまで起こった悲しい出来事について正式に謝罪の意を表明しています。


それ以降、原住民との関係は進展したように見えますが、まだ一部に反感を抱いている人もいるようです。



各地でパレードなども行われ多様ですが、歴史を知ると参加する事は賛否両論だと思いました。

閲覧数:26回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commenti


bottom of page